大きな痔核が脱出を繰り返す:カテゴリー

症状

脱出した痔核(いぼ痔)をそのままにしておくと、イスに座ったときなどに痛みます。トイレで洗浄便座で洗ったり、水に浸して軽く絞ったトイレットペーパーなどでそっと拭いたりして、手で押し込んでしまえれば、痛みも感じなくなります。
しかし、やがて入れてもまた、すぐに出てきてしまうようになり、だんだん皮膚のように硬くなって入れにくくなってきて、痛みに悩まされるようになります。
ここまでくると、かなりひどくなっており、診察を受けると、注射か手術の治療をすすめられます。

原因

痔核の脱出は、軽いうちは、排便後に元に戻ります。しかし、痔核が大きくなったり、弾力がなくなってくると、自然には戻らず、手で押し込まなければならなくなります。さらに悪化すると、手で押し込んでも戻らなくなります。

診察

ここまでくると、最も有効な治療法は、手術となります。
しかし、痔核(いぼ痔)は命にかかわる重大な病気でもなく、手術をするかどうかは、本人がどの程度、痔核による不都合を感じているがどうかにより、本人の意思で相談して決めます。手術が怖いからと受診をためらう人も多いですが、手術はあくまでも本人の希望によります。
痔の診察は、女性の場合は、体の左側を下にして診察台に横向きに寝た姿勢で、男性の場合は、仰向けに寝て、両膝を胸に抱え込むようにする「砕石位(さいせきい)」という姿勢で行なわれます。男性は女性よりお尻の筋肉が発達しているため、この姿勢のほうが肛門の状態がよくわかります。
まず、肛門の外側を観察して、指にゼリーをつけて外と中を触診します。それから肛門鏡を使って肛門を押し広げて、内部を診察します。痔核(いぼ痔)の状態や脱出の程度などを把握してから、治療を開始します。本人が希望すれば、手術を行ないます。


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