手術による治療法
手術による治療
関節鏡手術
軟骨のすり減りが少なく、半月が痛みの大部分の場合は、関節鏡(関節の内視鏡)手術が有効なことがあります。ひざの関節鏡は、出血や合併症は少なく、体への負担もあまりない手術です。変形が軽い方には効果が見込めますので、早いうちに対処することが大切です。
高位脛骨骨切り術
変形性膝関節症でいわゆるO脚変形が見られる場合で、病変が内側のみの場合に使われる手術です。脛骨の上の方の関節に近い部位で、骨をいったん切ります。通常外側の骨を三角形に切り取り、角度を調整しO脚変形を矯正する手術です。うまくいった場合は、ご自身の骨ですから、耐久性には問題なく、正座や重労働もできるようになる可能性があります。骨がつながるのに2~3ヶ月掛かるため、人口関節全置換術に比べ、治療期間が長くなるなどの問題もあります。
人口膝関節全置換術
これは、すり減った軟骨を含んだ骨の表面を人工膝関節の形に合わせて薄く削り取り、金属と、高密度ポリエチレンというプラスチックでできた人工関節を自分の骨にしっかりと固定する手術です。国内では年間約3万件の手術が行なわれています。変形性膝関節症の手術治療の中で最も痛みをとる効果が高く、またO脚やX脚変形などの矯正が行なえる、安定した手術です。
かなりの変形までの矯正が行なえますが、高度に破壊された関節では、手術が難しくなります。極端に痛みを我慢するのは得策ではありませんので、痛みが強い場合は、ぜひ整形外科で相談をしてください。
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