骨粗しょう症:美容と健康 女性の医療最新情報

骨粗しょう症

骨粗しょう症とは

人の骨は年齢を重ねると、組織をつくる細胞より、壊す細胞の働きが強くなり、骨密度が低下します。その結果、骨がもろくなるのが、骨粗しょう症です。
女性の場合、20~40代前半が最も骨量が多い時期ですが、閉経すると、骨密度も急激に減ります。骨粗しょう症は、閉経後の女性に圧倒的に多く、他にも甲状腺の病気やステロイド剤の長期服用などが引き起こすこともあります。
病気が進むと、骨量低下による「脆弱性骨折」が起き、背骨が重みでつぶれたり、背中や腰が痛んだりします。腕や脚も折れやすくなり、特に怖いのは大腿骨の骨折です。2001年の国の調査では、骨粗しょう症の骨折には高齢者が寝たきりになる原因の第2位となっています。一度骨折すると繰り返す可能性が高いのですが、病気の初期は自覚症状があまりなく、治療を受ける人も少ないのが現状です。

骨粗しょう症の治療が必要な人

脆弱性骨折がなくても背骨やかかとの骨密度から骨粗しょう症と診断されることもあります。20~44歳の平均値を100として、70%未満を骨粗しょう症といい、治療の対象とされています。70~80%の人も骨密度減少者とされ、骨粗しょう症の予備軍です。
この中でも特に、閉経後か50歳以上で、下記にあてはまる人は要注意。治療をおすすめです。
①喫煙している
②飲酒している
③家族に大腿骨の骨折歴がある
若い人もこの①~③にあてはまれば、将来は注意が必要。

骨粗しょう症の治療と予防

治療は、ビタミンD剤の服用。さらに骨を壊す細胞の働きを抑える骨吸収抑制剤を選ぶこともあります。
でも、この病気は、予防が効果的な治療法です。適度な運動やカルシウムの摂取で、40代まで骨密度を高く保てば、閉経後の骨密度減少も相対的に少なくて済みます。閉経時にはぜひ、骨密度の検査をし、婦人科医のカウンセリングを受けましょう。

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